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2023.04.26

60人の顔を見て、誰に投票するかを決める選挙

足立区議会議員選挙の告示日は5月14日です。そしてこの日に、足立区内616箇所のポスター掲示場に、45議席を争う60人以上の候補者のポスターが貼られます。

ちなみに、候補者にとって、ポスターを貼ることは大変な作業です。維新の会の場合、候補者が3人いますので、616箇所を3人で分担して貼る予定です。それでも一人一人が200箇所以上を回らなくてはなりません。

掲示場に貼られるポスターには、顔写真と党名、キャッチフレーズが掲載されています。逆に考えるとこれだけです。

後援会に入っている方は、支援する候補者に投票するでしょうし、選挙に興味がある方なら、区から送付される選挙公報を読んで投票するでしょう。また、候補者の名前を検索して、投票する候補者を決める方もいるかもしれません。

しかし、投票は憲法で定められた国民の権利だからという理由で、投票所に行き投票する方も多いと思います。

その際の判断材料となるのが、投票所に行くまでの間にあるポスター掲示場の顔写真だけだというのは不親切すぎると思います。

木の板に貼られたポスターを見て判断しろというのは時代遅れです。投票率が低いのは、選挙を行う側の見せ方が悪いことにも要因があると思います。iPadなどのツールを設置するなど、候補者の政策や思想、プロフィールなどをいつでも見れるように、選挙を執行する側が努力した上で選挙を行うことによって、本当の意味での国民の権利が守られるのではないかと思います。